SOLD OUT
elementsとは、置田陽介氏(アートディレクター)、井上真彦(建築家)、横山道雄氏(グラフィックデザイナー)の3名から成る、もの作りのプロセスにおいて、私たちの周りに存在する様々な現象や要素を探求していくプロジェクトです。
彼らのリサーチ・ベースの活動を本というメディアを使い、記録の単純な配置を避け、本を作っていく過程そのものをプロセスの一部と見なし流動的に可変させていくことを目指しphase1、phase2、phase3と段階的に本のアウトプット変化させていく過程そのものを本の形にする試みをしました。
第一段階として構築物を作る原初的な活動や現象(stack and bind)を中心にものづくりの手前にある思考を可視化していく本としてphase1:collectiveを2019年9月にリリースしました。
phase1:collectiveの中で提示されるイメージの連なりは再解釈の束として、彼ら自身の新たな思考の気づきに紐付けされながら、自身が見つけ出すアウトプット(プロダクト)へと繋がるためのツールとしても機能させています。
そして第二段階として思考のブリコラージphase1:collectiveのelements自身の返答として、プロダクト以前のプロセスを再検証する展示を2019年10月に大阪のpantaloonにてphase2:figureを開催しました。
展示期間中3人が持ち寄った素材をそれぞれ交互に組み上げstackしbindしながら、型に収まる前の形に対応するようにライブ形式でプロダクトアウトの原型を6日間かけて制作しました。
この展示はあくまでも実際に目の前で形(素材同士や3人の関係)が変化していく過程をelemntsの次の制作活動の架け橋役割として機能させながら、その中で見つけ出された形をRondade側でもまた新たな本の制作のための介在の余地としてとらえ機能させていきました。
形の解釈の受け皿(支持体)として本(人工的に作り出した型を支える支持体として地震で偶発的に作られた断層や亀裂や形をベースに本を制作)に期間中に制作された形の断片の束(紙に出力された型の束を)を鑑賞者がそのばで支持体の本に配置し再構成して各々の本を完成させていきました。
この本ではあくまでもelemnts、Rondadeも共に鑑賞者が経由、通過するための中間に位置し、鑑賞者がその場で空間を含め疑似的にコミットするための装置の一部として存在し、介在と他者の経由を経て見いだせる気づきを一つの完成と捉え、作ることとは?本という形態にするとはということを考えました。
prototype S/T2
number of pages : 32p
type of printing : photocopy
size : 220 x297 mm
edition : 100
second edition 2020ver.
design : masayuki makino
2020 Rondade / prototype
https://rondade-prototype.com/